日本酒をもっと身近に感じられる場をご提供することで、
黄桜への、ひいては清酒文化への理解を深めていただきたいと考えています。
社歴が数百年ある老舗のひしめく伏見で黄桜が設立されたのは、今から60数年前。実は清酒業界内では相当若い企業なのです。 業界内での後発メーカーという立場を活かし、「独創的な発想」と「斬新な行動」で、業界では先駆けて行ったテレビCMや、概念にとらわれない商品開発などでお客様の支持を得てきました。 酒造りは伝統ある文化です。しかし技術がどんなに進歩しても、伝統や文化をメーカーだけで守ることはできません。 黄桜は、お客様に親しみやすく手頃な商品をお届けするだけでなく、日本酒をもっと身近に感じられる場をご提供することで、黄桜への、ひいては清酒文化への理解を深めていただきたいと考えています。 例えば、京都初の地ビールレストラン「カッパカントリー」や日本酒造りと地ビール造りが同時に工場見学できる「伏水蔵」を作るなど、地道な活動を続け、清酒ファンを1人でも増やしながら、お客様と共に文化を理解し、発展させていこうと努力しています。
全国新酒鑑評会13年連続金賞
「全国新酒鑑評会」は毎年春に開催される日本酒業界最大規模の日本酒コンテストです。
その鑑評会での金賞受賞は最も権威あるものとして酒造業界では認められています。
黄桜におきましては平成14年~26年まで13年連続で受賞し、平成28~30年、令和2~4年でも金賞を獲得しております。
金賞とは予審で優秀と認められた出品酒を入賞とし、さらにその中から決審において特に優秀と認められたものが金賞受賞となります。
(令和1年の金賞酒は全国新酒鑑評会の決審中止に伴い、選定がございませんでした。)
酒造年度 | 三栖蔵 | 本店蔵 | 丹波蔵 | 伏水蔵 |
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令和5年度 | 入賞 | 入賞 | 金賞 | 入賞 |
令和4年度 | 入賞 | 金賞 | 金賞 | 金賞 |
令和3年度 | 金賞 | 入賞 | 金賞 | 金賞 |
令和2年度 | 入賞 | 入賞 | - | 金賞 |
令和1年度 | 入賞 | 入賞 | 入賞 | 入賞 |
平成30年度 | 入賞 | 金賞 | 入賞 | 入賞 |
平成29年度 | 金賞 | 入賞 | 金賞 | 金賞 |
平成28年度 | 入賞 | 入賞 | 金賞 | - |
平成27年度 | 入賞 | 入賞 | 入賞 | - |
平成26年度 | 金賞 | 金賞 | 入賞 | - |
平成25年度 | 金賞 | 金賞 | 入賞 | - |
平成24年度 | 入賞 | 入賞 | 金賞 | - |
平成23年度 | 金賞 | 入賞 | 金賞 | - |
平成22年度 | 入賞 | 金賞 | 金賞 | - |
平成21年度 | 金賞 | 金賞 | 金賞 | - |
平成20年度 | 金賞 | 金賞 | 金賞 | - |
平成19年度 | 金賞 | 金賞 | 金賞 | - |
平成18年度 | 金賞 | 金賞 | 入賞 | - |
平成17年度 | 金賞 | - | 金賞 | - |
平成16年度 | 金賞 | - | 入賞 | - |
平成15年度 | 金賞 | - | 金賞 | - |
平成14年度 | 金賞 | 金賞 | 金賞 | - |
平成13年度 | 入賞 | - | - | - |
平成11年度 | 入賞 | - | - | - |
平成10年度 | 金賞 | - | - | - |
平成9年度 | 入賞 | 金賞 | 金賞 | - |
平成7年度 | - | - | 金賞 | - |
平成4年度 | - | 金賞 | 金賞 | - |
平成2年度 | 金賞 | - | - | - |
平成1年度 | 金賞 | - | 金賞 | - |
昭和59年度 | 金賞 | - | 金賞 | - |
昭和58年度 | 金賞 | 金賞 | - | - |
昭和56年度 | 金賞 | 金賞 | - | - |
昭和55年度 | 金賞 | 金賞 | - | - |
昭和54年度 | - | 金賞 | - | - |
昭和53年度 | 金賞 | 金賞 | - | - |
昭和52年度 | 金賞 | 金賞 | - | - |
昭和51年度 | - | 金賞 | - | - |
昭和50年度 | 金賞 | 入賞 | - | - |
昭和49年度 | 金賞 | 金賞 | - | - |
昭和47年度 | - | 金賞 | - | - |
美味しい酒をお届けしたい
酒造りへのこだわり
お酒好きの方にはたまらない、蔵元からの直接お届け。新鮮なお酒をお楽しみいただけるとともに安心の品質をお約束します。厳選された「素材」と「人」による造りから生まれた黄桜こだわりの日本酒をぜひお楽しみください。
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京都の名水「伏水」
黄桜の日本酒は京都伏見の名水「伏水」で仕込み。日本酒の約80%を占める水の味が日本酒の味を左右すると言っても過言ではありません。
京都の名水「伏水(ふしみず)」
日本酒に重要な水は日本名水百選の第1号に選ばれた「伏見の御香水」と同じ水脈から湧き出る京都の名水「伏水」を使用しています。 「伏水」はカリウム、カルシウムをバランスよく含んだ口当たりの柔らかい中硬水で、低温でも十分にお酒を発酵させる力を持つ水です。 この伏水を使い、杜氏を筆頭に丹念を込めて、旨い日本酒を醸します。
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厳選された米
米は最も日本酒に重要な原料であり、精米した白米の良し悪しで酒質が左右されます。黄桜は厳選された米を丁寧に精米しております。
厳選された米を丁寧に精米
米は最も日本酒に重要な原料です。精米した白米の良し悪しで酒質が左右されます。黄桜では白米にひびや割れが入らないよう、 ゆっくり時間をかけて丁寧に精米を行い、お酒の香味を劣化させる脂肪やたんぱく質を取り除くことで酒造りに適した白米に仕上げます。
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「蔵」と「人」
麹や発酵中の変化を常に把握し、理想とする酒に近づけるよう、日々酒造りに全霊を注ぎます。
人と人をつなぐ酒「日本酒」
日本酒は「酒は生き物。全く同じ酒を造るのは非常に難しい」と言われています。
その中で黄桜が大切にしていることは、麹や発酵中の変化を常に把握をすること。 精米から始まり、蒸米と麹造り、毎日変化する発酵工程までを、熟練の杜氏を筆頭に入念にチェックと管理をしながら造りあげる黄桜の日本酒をお楽しみください。×
黄桜の酒造りの工程
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精米、蒸米
精米で大事なことは、米に負担をかけず、米の原形をとどめながら表層部から均一に磨くことです。精米機の中にある砥石で丁寧に時間をかけて磨いていきます。
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麹(こうじ)造り
「一麹、二もと、三造り」と言われるように、麹造りは日本酒造りの中でも最も重要な位置を占める工程です。
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酒母、醪(もろみ)
醪の仕込みは「添え」「仲」「留」の3回に分けて行い、麹、蒸米、水の分量を少しずつ増やしていきます。一度に大量に仕込むと酵母の増殖が追い付かず、雑菌が繁殖します。
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上槽(搾)
多くのお酒のしぼり方がありますが、黄桜では「ろ圧圧搾機」を用いています。また、通常のお酒はここから濾過、火入れ、加水などを行います。